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お店

  • 執筆者の写真: Momoyo
    Momoyo
  • 2019年10月19日
  • 読了時間: 1分

もし自分が自分というお店だったら

自分はそこに買いに来るだろうか?

そう思ったことがきっかけで、

とりあえず来年の企画を

予算の面から

見積もってみた。

勉強になることや、

自分を育てることばかり

して来たけれど、

伝えたいことを

ぎっしり詰めた何かを

贈り物の小箱のように、

美味しい食べ物のように、

ひとに買いに来てもらいたい。

できれば、そうやって

愛情を表現したい。

でも演奏をCD化するほかに、

何ができるだろう。

もしも

あと十五年だけ

音楽家をやっていくのだとしたら、

どんなふうにお店を広げていけるだろう?

もしもあと三十年も

音楽家をやっていくのだとしたら、

どんなふうにお店を畳んでいくのだろう?

そんなふうに考えてみたことが

なかったので、

もし健康で

そんなふうに音楽を

続けていけるのなら、

その何十年という時間

そのものが資本なんじゃないか

という気持ちになった。

時間がかかって、

とても深くて

充実していて

心においしいもの。

それは一体どんなものだろう?


 
 
 

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