一泊
- Momoyo
- 2021年7月23日
- 読了時間: 3分
本当に久しぶりに、丸一年半ぶりに、自分の家以外の場所に泊まりました。夕食の時間に伺って次の日の朝ご飯まで。今はその帰り道でベルギー国内なのですが、たまたまドイツの電車に乗っています。なのでこれは前日のブログを持ち越してしまいましたが、こうして食堂車でコーヒーを飲みながらブログを書く、まさに夏休みではないですか!
昨夜はお庭でバーベキューをご馳走になったので、普段の晩ご飯の数倍の量の食事をいただいて、夜ほぼ真丸なお月様が出て上っていくのを見ながらゆっくりおしゃべりしました。久しぶりすぎて、大人同士だったのにはしゃいでいっぱい笑いました。
私は演奏旅行以外の旅行は不得意なので、遊ぶ、を目的に寝泊りの準備をする気力が通常あまり出ません。猫との一泊のお別れも、家を出るまでちょっと寂しい。
演奏旅行の荷造りだってかなり辛いのですが、得意か不得意かと問われれば「持っていくものが決まっているから、すぐできます」というわけで、速さを競うなら「得意」です。好きも嫌いもなく、忘れ物をせずに行って帰って来るという目的だけ考えてシンプルに荷造りします。
ここまで書いて思い出したのは、私は前回日本に帰国したときに不思議な形の小さなトランクを購入してあり、そのトランクだと、演奏旅行の時にオルガン台までそれ一個を抱えていけば、立てたままで蛇腹式になった譜面入れをがばっと開けられて、すぐに練習に入れる優れものを、まだ一度も使っていないという事実。
そのトランクはこのままヨーロッパに再々自粛がなければ、8月に使うことになります。旅の苦手な私は、元はといえば車酔いがめちゃくちゃ激しかったため、小学校の社会科見学など全ての旅はバス酔いした記憶以外ないぐらいのトラウマがあり、飛行機はもう流石に酔いませんがいまだに船などはどうしようもありません。船に乗って演奏旅行に行ったことはないので、まあ体調を崩しても普通の旅行なら特に問題はないのですが。そんな私でも、このトランクのことを思い出すと、使ってみたくてなんだか旅行したくなってきました。
今回の一泊旅行が楽しかったこともあり、もしかしたらこの長い自粛生活によって私の旅嫌いのトラウマも治ってきたのかもしれない予感がします。旅を楽しむコツを知っている人はそれを使って準備することにより十分に満喫できるのだろうなと思います。
旅に出ることについて、全く考えたことがないので(旅行のガイドなどあまり興味が持てない)、この夏は一つの演奏会旅行以外の旅はしないと決めているのですが、来年再来年に向けて、考えてみようかなという気になっています(自分としては革命的)。
旅慣れた方、旅好きな方、はたまた私のような「おうち好き猫タイプ」の方、どうやって旅を楽しむ工夫をされていますか?よかったらコメント欄でアドバイスお願いします!
桃代
(コーヒー一杯でも、空っぽの食堂車に座っている間はマスクが外せるのも嬉しい)

Comments