書く仕事
- Momoyo
- 2021年7月3日
- 読了時間: 2分

と、題を書いたら、
「隠し事」
と漢字変換されて、なかなかびっくりしました。
先ほど、日本語で書いた前日のブログを仏語で書き直し、
夫が訂正したものを仏語のページにアップしたのですが、
以前だったらあんなに長い文章を(3分で読めるそうですが)
私は仏語で書く力はなかったです。
この年になってどうして書けるようになったかな、と考えたら、
多分、前回と今回の、割に長いベルギーの外出禁止のせいだと思います。
特に前回は、コロナの広がり方とかどういう病気なのかとか
政府のやり方もコロコロ変わる事があって、
家族みんなでインターネットラジオにかじりついていて、
毎日のようにケンケンガクガク(漢字が難しいのでカタカナで失礼)、
仏語でやり合わざるを得ませんでした。
2回目の、この冬の外出禁止はまた違った感じで喧嘩は減りましたが、
話す内容は音楽の話に比べるとかなり仏語が難しかったです。
それに、夫と私はずいぶん考えが違うので、
理論的に一所懸命考えて、一所懸命仏語で喋っていたのが、
多分勉強になったのではないかと!
今日、仏語での自分の文章翻訳をほぼ生まれて初めてできたので、
なんだか、得した気分になっています。
「書く仕事」という題名にしたのは、
外でもない、小説を書くという趣味を2年前の夏に始めて、
昨年からリモート・レッスンを受けていることもあり、
詳細は割愛しますが江戸について勉強しなければならず、
ついでに着物にはまって、
なんだかんだあって、この夏休みも新しい話を
早起きしつつ書いています。
これは、もちろん「仕事」ではないのです。
小学、中学、高校の12年間で、
唯一評価5を取り続けた国語を、
もうちょっと磨こうじゃないかと
自分に言いたかった、ということもあります。
(以前もブログで自慢しましたよね!
音楽も英語も3から5の間をふらふらだったのに、
今はそういう仕事についているのは
なんでなのか!)
国語の教科書をもらった日のうちに、最後まで読破していた
小学、中学時代。
インターネットがなかった時代は
読むものが無くなったら手当たり次第という感じでしたね。
懐かしくも大事な思い出です。
さて、小説の怖いところは、
「書く仕事」
ならぬ
「隠し事」
のような心の部分を軸にして
書いていくものだということです。
そうじゃない方ももちろんいらっしゃいますが、
自分はいっぱい隠し事があるんだなあ、と
そんなことを思いながら、
いろんな言葉と向き合う、夏休みです。
皆さんも、自分と文字の世界という、
プライベートな空間をきっとお持ちですよね!
いっぱい読書したり好きな本に出会ったりできる
夏休みになりますように!
桃代
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