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「メロフォン」

  • 執筆者の写真: Momoyo
    Momoyo
  • 2021年8月11日
  • 読了時間: 3分

「メロフォン」という名前で、録音や譜面の制作をしたり、オルガン講習会やレッスンの企画を行ってきました。ベルギーでは、このような「文化活動」「非営利活動」のためだけの団体を、個人的に(厳密に言うと3人以上の個人が集まれば)作ることができます。私と、夫と、夫のお姉さん3人で立ち上げました。


「バッハとト長調」のCDは、日本ではマーキュリーさんを通して、日本のタワーレコードなどでも流通させていただいていたのですが、その流通網が終了して以来在庫のないお店も多いようなので、このような時代ですので、次の取り扱い先が決まるまでベルギーから個人的に郵送したいと思います。そんなわけで、本日このサイトの販売ページを作成しました!



上のリンクをクリックすると、メロフォンのサイトへ飛ぶことができます。現在の時点では英語でのお知らせのみになっていますが、順次日本語も追加していきます。


よろしかったら見に行ってみてくださいね!


日本での流通が行われていた時期に、レコード芸術の特選版と準特選盤に選出されたCDがあるので、そのうちのいくつかの雑誌記事も、写真の形で載せてみました。写真だと正直全く読みにくいです。きちんと文章をアップロードしてページ内で読めるように、整えていきたいと思います。このようにCDの批評をしてくださる専門雑誌が存在することは、演奏家にとって本当に感謝すべきことですが、一読者として読んでも実に充実した分厚い雑誌です!読破できる気がしない、と活字中毒気味の私でも思うほどのボリューム。


メロフォンの各CDは、とにも角にも、録音技師のアナ・シュヴェレヴァさんが録る、オルガンの響きと音響の素晴らしさが必聴となっています。CDを購入してくださった方で、個人ブログに記事を載せてくださっている方もネット上で散見しました。今、家でCDをかけた時にも、当日の教会の音響が鮮やかに耳に戻ってくるので、本当にCDにはこんなにも可能性があるんだ、という部分で実際、期待以上でした。


トリオ・ソナタの録音は全6枚の予定なので、あと2枚で完結するのですが、途中でフィリエの録音(クープラン)があって、今年は現代物(夫のグザヴィエ・ドゥプレ作品)の録音が入ることになったので、なかなか次のオルガン・ソロ録音に踏み出せずにいました。このメロフォン・サイトのリニューアルに合わせて、2022年以降の企画を立ててみようと思います。次はドイツの某教会で、「変ホ長調」というフラット3つの難しい調が良く響くオルガンにやっと数年前出逢ったので、トリオソナタ第1番を中心に据えた、「バッハと変ホ長調」になります。最後に残るのはハ長調で、どんなオルガンでも弾けるプログラムが残ったことになり、その楽器を選ぶのは逆に大変な仕事になりそうです。良いオルガンがヨーロッパにありすぎて、嬉しい悲鳴となっています。


オルガンのCDは、皆さんは聴かれたことはありますか?意外に迫力が詰まっていたりしますよ!

桃代







 
 
 

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