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再開の不安と喜び
- Momoyo
- 2021年7月4日
- 読了時間: 2分

演奏会再開の喜びはかけがえのないものです。
が、
再開に向けて、不安がないかというと嘘になります。
だって8ヶ月演奏会をしていなかったのに、急にできるものでしょうか?
自分の教会で、夫と私が主オルガニストなので主催させてもらっている、
月曜日のランディドルグコンサートは、
重ね重ね言うようですが、私か夫が弾くと、
お金がかかりません。
これは主催者として、素敵なことです。
また、それが雇い主である教会との契約なのだから、
ランディドルグ・コンサートの存在条件でもあります。
そんなわけで、申し訳ないぐらい頻繁に、
夫と私の名前がポスターに
現れることになります。
それが理由で、ちらしを
知り合いに渡すとき気が引けるぐらいです。
でも今ではなんとなく、私は自分の名前を
客観的に見られるようになりました。
ポスターに私の名前が書いてあったら、
その日に良い演奏をするというだけのこと。
それを書いたのが自分自身だとか、
そういうことは忘れるようにしています。
ただただスイッチを入れる。
何を弾くか決める。
譜面を揃える。
下準備を整える。
メトロノームと鉛筆を手に、譜面を読んでいく。
ピアノでさらい、家オルガンでさらい、
リュックに譜面と録音機と文房具とポストイットを詰め込んで
教会にこもる。
これの、ただ、繰り返しです。
今日は、久々、教会に4時間こもりました。
途中、夕食の休憩を10分取った以外は弾いていました。
それは、あっという間の、幸せな時間でした。
あとは、
明日、上手に弾けますように。。。
お客さんが来ますように。。。
祈りながら寝る。
という、ルーティン、であります。
再開のために、祈っていてもらえたら心強いです。
桃代
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