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風を吹かせる

  • 執筆者の写真: Momoyo
    Momoyo
  • 2021年7月23日
  • 読了時間: 2分


7月14日に完成して、そのあとフィリエのメンバーと練習を重ねた新曲「風は想いのままに吹く」の全体リハーサルがありました。明後日、7月25日(日)の11時から、ブリュッセルの聖ミシェル・聖グデュル大聖堂のミサで、世界初演になります。


ソプラノのふたり、タチアナとエリザベスと一緒に、今回リコーダーのパートを吹くのはブリュッセル王立音楽院で教えるローラの生徒さん、ジャン・ヴァン・ヴァイヴさんです。ローラがベルギーに戻るまでの間、初演だけお手伝いしてもらえることになり、今回の演奏が可能になりました。本当に助かりました!何しろ現代もので、それもまだ誰も弾いていない曲イコール前例がないイコール音源が存在しないイコール譜面だけ見て頑張って勉強。それを1週間そこらでやってくれる素晴らしい生徒さんを持つローラが良い先生らしいことは想像に難くありません。


曲を書いたのは夫のグザヴィエで、書いてと言ったのは私なのですが、本当にオルガンパートが真っ黒な素敵な譜面を仕上げてくれました(上の写真はオルガン部分のパート譜です)。私はこうした流れるような音の並びは大の好物で、譜面を見たら弾かずにおれまい、というような楽譜です。曲が完成した時の話は7月14日にブログでも触れました。


夏のあとに準備している、オール・グザヴィエ・ドゥプレCD録音曲中の最新作が今こうして初演できると、8月はほっとしておのおのバカンスを過ごせると思うので、そんな機会を教会で与えられてラッキーです。


フィリエ・オフィシャル・サイトの方のブログには、プログラム全体の詳細が載っていますので、仏語になっていますが文の内容は今日のこのブログと重複しています。ぜひ見に行ってみてくださいね!


「風は想いのままに吹く」という題ですが、リハーサルを終えて思うのは「風を吹かすことができるのか、日曜に私たちは?」。そのぐらい演奏するのはなかなか難しい曲ですが、聴くのは全く難しくない本当に風が聴こえてくる音楽です。日本の皆さんにもいつか聴いて頂ける日が来ますように!!

桃代











 
 
 

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