10月のニュース
- Momoyo
- 2021年9月30日
- 読了時間: 3分
更新日:2021年10月5日
皆さんお元気ですか?
9月のベルギーは8月よりも快晴の日が多かったほど、秋晴れの毎日に恵まれて、素敵な新学年を迎えました。音楽アカデミーの仕事も申し込み期間がようやく終わろうとしています。私の勤めている音楽アカデミーでは、オルガンクラスのメンバーも入れ替わりが多くありましたが、なんとか無事に時間割も整い、あとはみんなでオルガン音楽を楽しんでいきたいと思っています。
夫、グザヴィエ・ドゥプレの作品を詰め込んだCDの録音を行ったり、夫の五十五歳の誕生日パーティも極秘のうちに企画して親族の一部が集まってお祝いしたり、友達と食事に行ったり、コロナ自粛以前に少し近づいたような良い9月でした。
10月のオルガン・リサイタルは、通常通り、ランディ・ドルグで10月11日に演奏します。月曜日の午後1時から。現地の方は、是非どうぞ!同じくランディ・ドルグで10月25日には私の元生徒さんのお二人、アカデミーとしては非常に高いレベルの二人が、ヘンデルのオルガン協奏曲をチェンバロとポジティフ・オルガンで演奏してくれます。他の演奏家も含め、10月のランディ・ドルグはノン・ストップで毎月曜日開催ですのでお楽しみに。予約は現時点では不必要、入場も無料です。終了後の小さな献金だけ、お願いしています。
この時代ならではの、全く新しいオルガン・レッスンの試みとしては、「ぐーたら・すたーじゅ」が配信されており、10月16日(土)と12月11日(土)には、私も担当させていただきます。日本時間では二回とも17時から。ベルギーなど西ヨーロッパ時間では10月の講演は10時から、12月の講演は9時からです(冬時間)。全編、日本語で行います。詳しくはこちらでどうぞ。
内容は、オルガン奏法について。自宅のオルガンに座った状態で、弾きながら講演する形になります。演奏に興味のある方、大歓迎です。特にバッハの演奏に特化して、今回はお話しさせていただきますが、全ての音楽に通じることだと思っています。お会いできるのを楽しみにしています!(こちらからも参加者の方を見ることができるのかどうかはまだよくわからないのですが)既に大勢の方の予約をいただき、私もわくわくしています。
他にはベルギーのワーテルマル・ボワフォールという地域にある、ブリュッセルで最も古い教会、聖クレメン教会のオルガンが修復されたので、そのお披露目演奏会で演奏させていただきます。10月23日(土)の18時から(時間を訂正しました)。予約が必要になると思うので追ってお知らせさせていただきます。
10月の個人的なハイライトは、グザヴィエの演奏会のアシスタントとして同行する、ボローニアでの非常に古い美しいオルガンの演奏会への旅です。長距離を車で旅するのでのんびり、体調に気をつけつつ行ってきます。久々の国外への旅になります(2年ぶり)!
10月後半は、一気にCDのモンタージュに集中します。江戸音楽小説も、少しづつ進んでいますが、ゆっくり書くのは11月の最初の週の休暇になりそうで、今月は我慢です。考えるだけで楽しいので、時間が余った時の良い暇つぶしです。あとは編み物をちょこちょこ楽しんでいきたい秋です!
皆さんも、各地で寒くなると思いますが、体を冷やさず健康に過ごされますように!
桃代
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