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May

  • 執筆者の写真: Momoyo
    Momoyo
  • 2017年5月26日
  • 読了時間: 3分

Garden roses

今年は変化変動の年になるといろいろな人に言われていましたが、

五月も末の今、すでに、ここまで変化の年になるとは!と驚いています。

しかし冬の終わりはいろいろ辛く大変なことも続いて、

このまま変化についていけるのかと不安でもありました。

変化の第一は仕事場の人事異動。

教会で働いていると、オルガニストの立場はなんら変化しないのですが、

この20年でもっとも好ましい変化となるいくつかの周囲の異動が明らかになりました。

オルガニスト側から見ると本当に辛かったいくつかのことが、

古い皮がころっと剥がれ落ちるように

消えて取れてしまうことになった。

新しい人事の「仲間」たちと話し合うと、

辛かったことがらは

オルガニスト側から見た場合だけではなかった。

新しくどうするのかはまだ話し合えていませんが、

「これは辛かった、間違ったことだった」という要点で意見が一致しました。

辛かったのを我慢して辞めそうだった時に、

いつかこんな日が来ると自分は信じることができていたのどうか。。。

日記を見てみると、

最後の方日記を書くちからが出ないぐらい悲観的になっていたという記憶が、

白いページから伺われます。

ていうか日記書くの好きなのに

書きたくもないことを書くのは嫌すぎるから

なんにも書けなくなっちゃったんですよ!

はい。

日記書けないしブログも書けません。

FBもツイッターもスマホから消去しちゃってました。

ただインスタグラムをほそぼそとしみじみと続けていました。

写真は、我慢しなくて良いから。

見たいものを撮ればいいから。。。

(見たくないものを撮るという手法もプロならあるのだろうけれども)

つまり

弾きたくないものを弾く、

歌いたくないものを歌う、

そうしたことからもオルガニストは逃げられはしないから、

せめて見たいものを撮ったりしてお茶を濁していたら、

時間が過ぎて変化のときがやってきた。

来月誕生日が来ると、その日は

「時の記念日」

という不思議な日のこともあり、

また時間泥棒の話の主人公がモモという名前であることもあって、

聖書の「〜のときがある」の箇所やエンデの「モモ」を読み返して、

初心に帰る日にしたいと思うのでした。

植えたバラがここのところ毎年間違いなく咲いてくれる初夏のブリュッセルで、

不思議な幾つかの邂逅と変化の前に

自分や家族が年を重ねていくことへの怖さと同時に

時間というもののちからをからだいっぱいに受け止めていきたいと思います。

 

かえるくん

このブログには絵文字がないので、かえるくんもありません。

でも最後に関係ないことを追記するのは

ではいちばんのたのしみだったので

(あら?そうだったのか)

ひとこと書き足すと、

『クラランス』の化粧フィックスミストは本当に最強です。

一日中ほこりっぽいオルガンでレッスンや練習したあと、帰りの電車の悲しい蛍光灯に照らされた時に、朝の化粧のままです(あっちょこっと過大広告したわ今)。

これはYoutuberのりささんから教わりました。

勝手にまるで知り合いのように親しく感じています。

りささんからはお化粧の仕方を習ったなあ。

本当に今までの48年の人生はなんだったんだ。


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