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新年あけましておめでとうございます

  • 執筆者の写真: Momoyo
    Momoyo
  • 2019年1月4日
  • 読了時間: 6分

今年もどうぞよろしくお願いします!

三ヶ日が明けたところで、昨年までmelo_et_filiaeというネームで写真を上げていたインスタグラムの名前を本名に変えました(momoyokokubu)。

2015年3月17日に、ちょうどお弁当写真がたくさんインスタグラムで見られるようになった頃だと思うのですが「他人のお弁当を見るために」インスタアカウントを作り、とりあえず食べ物、猫、ベルギーの写真でお茶を濁しながら楽しいインスタ生活を送り始めました。その名は、メロフォンという自分たちのCD制作用のグループの名前の一部と(メロ、にはリンゴなど、丸くて赤い果実のことを指す語源もあるため、自分の名前の「桃」もかけた)、2015年に立ち上げた楽団(?)フィリエの将来を祈りつつ、謎のmelo_et_filiaeというネームを考えました。

自分はオルガンを弾いていますが、オルガンのことばかり毎日考えているわけでもなく、オルガンという単語を中に入れなかったのはそれを思いつきもしなかったからです。それにオルガンという単語をネームに入れている人は多分多い。インスタグラムに他にない名前でなければ申し込む時に受け付けてもらえないので、謎なアンダースコア付きの連名造語になったのでした。

その後もうすぐ4年が経ち、2781枚の写真を載せ、320人の方々の写真を眺める日々となり(フォロー中)、393人の方々に定期的に写真を見てもらうようになりました(フォロワーさんたち)。

その中で、インスタだけが接点だったのに、実際演奏会に来ていただいて本当に出会うことができた方、興味を持っていただいてCDを購入していただいた方、手作りの作品が素晴らしくてネット購入させていただいた方々と、「リアルな関係」も持つことができました。しかし最もインスタグラムを楽しんだのは自分自身とその家族だと思います。

私のインスタグラムには過去写真はあまり載せず、「日々ログ」が基本のスタンスになっています。特に決めてはいませんが、インスタの良いところは季節感だなあと思っているからです。冬なのに水着を着ていれば逆半球のインスタ友達は今はこうなんだ!とわかったり、文字は読めない国の人の風土も、写真が伝えるところは100%感じ取ることができる。

そして日本にいる私の実家の家族もインスタ写真で私の日々を本当に楽しみにしてくれていることを感じます。こうしてブログにすると長々と書くことになってしまいがちですが、インスタグラムは実にインスタントで、続けるのが楽なことや、時々書かなかったとしてもあまり日付は大きく表示されないので、空白に対する罪悪感もなく、自然に載せたいときだけ載せられています。

フィリエの練習や本番があるとき、メロフォンの出版があるときは載せるように努力する、という部分だけが、あの名前の良い意味でのプレッシャーにはなっていましたが、練習で集まった時に困るのは、4人で写真を撮るということをちゃんと計画することを忘れるため、練習日の写真が結果としてはほぼ皆無なことでした。プロの方に撮ってもらった写真はある意味季節感が第一ではないため、いつ載せるのか迷っているうちに載せられなくなったりもします。

また、インスタの特徴(というか写真の特徴)は、「私」が見た風景は載せやすいけれども「私」自身の写真は当然のことながら他人が見た風景として載せるしかない、ということ。セルフィーは至近距離になりがちなのでやはり簡単には絵柄をキメることができない(私はキャットセルフィーというやや猫の陰に隠れて取る手法を、猫の許可なしに、一方的に編み出しましたが)。美しいとか面白いとかメッセージが見つからないと撮りにくいからです。またセルフィーの一つに、鏡を見ながら撮るという手法も生み出されていますが、あれは顔が逆ですよね!洋服のコーディネートを撮る分には良いと思いますが、逆向きの顔は自分ではなんか違うな。。。とやはり思います。

そんなわけで、インスタグラムが「エゴ丸出し」になったらやだな、という隠された心理もあってこそmelo_et_filiaeというネームの陰に隠れてデビューしてみたのだ、と今ならわかる中で、自分で撮った自分の写真ばかり載せるということにはインスタは適していないということに確信を持ち、「エゴ丸出しにしようとしても無理」と、とりあえず自分の中で決めたいと思います。ややこしい文章ですが皆さんに伝わったら良いです。

結局丸出しにしているのは「私は何が幸せか」「私は何を見たいか」そして「私は今日も元気です」ということかと思うため、シンプルにメロフォンやフィリエとして活動できる日々もハッピーです、という在り方に変えていこうと思いました。

実際は何も変わらないと思います。

猫の写真。

お弁当の写真。

美しい空や窓や天井の写真。

時々オルガン。

そんな写真を撮ることを今年も楽しんで行きたいと思います。

「変化の年」とほぼ日手帳みくじには出てしまいましたが、夫が言うには、「世界が変化の年を迎えている」のだそうで、私だけ変わっても変わらなくてもそんなに変わらない気もするので(意味がよくわからない)変わりたくないと思っている受け身な自分がいることも確かですが、フレキシブルに、軽やかに、2019年を生活していけたらと思います。

いつも応援をありがとうございます。

私も皆さんの幸福と健康を2019年もお祈りしています!

________________

(余談)

自分の中の流行り。

ずっと音楽だけしかやる暇も余裕もなかった私が、大人になってからまず最初に大々的にハマったのは、「編み物」でした。ほぼ日新聞の三國万里子さん特集で完全にハマってしまって。ちょうど更年期で朝3時起きの生活だったのをいいことに、編んではほどき。と言う非生産的な、しかし有意義な毎日を送ったものでした。驚かれるかもしれないけれどこの冬も毎日編んでいます。たのしいです。

その後、インスタを始めるきっかけにもなった、「お弁当」ブーム。私の中ではまず「お弁当『箱』ブーム」としてハマり、日本で曲げわっぱ弁当箱を買ってきて毎日必要のない日もお弁当を作っていました。今でも毎週火曜日は必ず作っているし、今年からは娘が週5で作ると言い出したので、二人で腕まくりしているところです(「お弁当箱の数なら週10でも足りるね!」って、ありえない)。

その後、ユーチューブ最盛期が始まった頃、「お化粧」にハマりました。アイフォンの画素数に合った化粧ができるようになっていったことは実に現代的なことだったと思っています(過去形で書いちゃった)。こちらはすでに50歳になってしまったところなのでそういうの(っていうか)もうやめといたほうがいいんじゃないか、と自己を反省する部分もあるのですが、とにかく老化するなら美しめに老いていこうではないですか、と、万人共通の「やる気」を感じる分野ではあります。こればかりは私もある日「引退」してしまいそうな気がしますが、今の所、自分の顔を大事に扱う方法を勉強できて、とっても楽しい思いをしています。

最後に、ハマりまくっているのが、バレットジャーナルです。

創始者の本まで買ってきて読んでいるというほどに。

このことは書き出すときりがないので次回書きますね。

しかし全部流行ったものは今でもしつこく続いているので、よほどハマったのだろう。

皆さんは近年何にハマりましたか?


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