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次に何を
- Momoyo
- 2019年11月28日
- 読了時間: 1分
私が学生の頃は、
演奏会で弾かせていただく
機会がある場合は
先生がプログラムを全部
決めていました。
先生は何を弾きたいか、
全く私には訊きませんでした。
先生にとっては、
教育の一環で、全曲
新しい曲である場合が
多かったです。
演奏会が終わって
自分が次に何を弾くか、
決める時間というのは、
大人になってからは
自分の夢を盛り込めるので
楽しい時間です。
でも演奏会に向けて
勉強して準備していく期間は
もう先生は自分しかいないので
一人二役という感じで、
「この曲大変すぎるんですけど」
「誰が選んだんですか」
「譜面を買ってくるのが
遅くなったから時間切れかも」
「この次は楽譜を買ってから
プログラムに入れて欲しいんですが」
というような会話が
自分の中で取り交わされる。
「弾けるのかどうか
わかってからプログラムに
入れるべきなんじゃないか」
と思う時に、
「だけど演奏会がなかったら
どの時点で弾けるようになった
と言い切れるのか?」
と答えるのもまた自分です。
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