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本番の二日前まで(6ー10)

  • 執筆者の写真: Momoyo
    Momoyo
  • 2019年11月21日
  • 読了時間: 2分

更新日:2019年11月23日

最初にはっきり書きたいことは、

どうやってリラックスするか、

考えるということです。


もちろん追い込みで練習したい人は、

たっぷり練習しちゃってかまいません。

けれども大事なのは、神経を

キリキリさせないということです。


そうしないと、脳が、

良い演奏なんてできないよ状態に

なってしまうからです。


と、いうわけで、

本番の2日前までに利用できる、

第6か条目から第10か条目まで、

書いてみます。



*(昨日の続き です)*


6・早起きしすぎない。

可能なら朝寝をして、

午前中はのんびりする

(演奏会は大体、夜にあるので、

夕方から元気になってくると

自然に演奏しやすい)。


7・本番の曲を録音してみて、

それを我慢強く、譜面を見ながら

聴く。鉛筆を手に持ち、譜面に

書き込んだりして自分にレッスンを

つける

(コンサートが例えば45分なら、

録音は55分ほどかかる。それを聴くのだから

55分かかるところ、録音を止めながら

譜面に書き込んだりしていると必ず70分は

かかる。我慢強くというのは、

途中で「こんなの聴いてる暇あったら

練習した方が良くないか?」と

焦ってしまうかもしれないが最後まで

録音を飛ばさずに聴けば必ず得るところが

あるからです。はっきり言って希望を

見失う気分になるときもありますが、

とりあえず、他人だと思って聴こう)。


8・気に入った演奏をできたなら

その録音を何度も聴いてもいいから

手を動かしている時間は減らす

(筋肉を休めます)。でも録音の

おかげで、聴いていない間、弾いていない間も

頭の中は音楽が鳴り続けるので、

練習は続いている。


9・そして、自分が創り出したい

雰囲気を集中力をあげて決定していく。

どのノリでどのテンポなのかを、

全ての流れを考えた上で計算して、

曲の初めに「間違ったテンポ」で

弾かない自信だけはしっかりつけておく。

この時点では弾かずに頭の中で

歌うだけで大丈夫。

それを曲の数だけやるので、案外

大変な仕事ですが、むちゃくちゃ大事。


10・毎日、演奏会の時間には

「あと5日だな」「あと4日だな」

「楽しみだな」「やっと本番か」

「終わったら次の日は何をしようかな」

と考えるようにする。例えば、午後7時半のコンサート

の準備なら、普通は夕食を食べている。

夕食を食べながら「五日後はこの時間に

弾いてるんだな」と、うっすら思うように

しておくと、当日、なぜか、楽です。


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