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続・会いたい

  • 執筆者の写真: Momoyo
    Momoyo
  • 2019年11月17日
  • 読了時間: 3分

憧れの人、後半。


・その歌手は夫たちには超不人気なのですが、

フィリエ仲間の間では一致して

「いいよね〜!」

基本的に、声が好き。

息がどこまでも続く不思議。

装飾音とか有りえない美しさ。

生で、聴いて、会ってみたい!

録音しか聴いたことはない!


・そのバレリーナは

一度舞台を見てみたい度

ナンバーワン。しかし

ロンドンのロイヤルバレエなので

よほど真面目にチケットを

予約しなければ、

まず観るのは不可能

(やる気あるのかないのか!)。


・どの作家が好きか、は、

随時変化があるのですが

やはり会ってみたいとなると、

彼しかいない。健康で、

長生きしてほしい。

幸せであって欲しい

(随筆を読みすぎて、

ほぼ家族みたいに親しみを

勝手に覚えている)。


・どの絵本作家が好きか、

も激戦区過ぎてなかなか

厳しいけれども、やはり

お会いしたいほどのこの人物は

1979年に亡くなられている。

いつかイギリスにあるらしい

お墓をお参りに行きたい。

線が好き。色が好き。形が好き。

人間の表情が好き。物語も好き。


・その漫画作家は、お会いしたいかと

訊かれたら、答えはいいえかもしれない。

現在の作品より以前の作品が好きだった。

でも絵は誰よりも好き。

背景と人物と、

もの(楽器に至るまで)の、

全てのコマが好き!


・その画家はもう巨匠すぎて

お会いしたいとかそういうレベルではない。

もちろん1944年に亡くなられているので、

会うのは無理に決まっているのだし、

「憧れの人」リストの中では最も

年かさ(と言っていいのか)だが、

作品の前に立つと、

ばああーんん!!

とそこにその人がいる、という

生気を感じるし、それは

ほとんど殺気と言えるぐらいの

ものなので、作品の前に

行く前に鳥肌が立ちます

(すごすぎる)。


・その演出家は一度

お会いしたいなあ、と

思うような人柄の良さが

メディアを通しても

伝わってくる。そのうちに

きっと舞台を鑑賞したいし、

お礼の手紙とか

書きたくなりそう。


・その男優さんは

引退されてしまったので

過去の作品を映像で観る。

と言っても断片的にしか

観たことがない。

私は映画が苦手なので

俳優さんの選択肢は少ない。

もっと素晴らしい

俳優さんはたくさん

いると思うけれど

開拓していない。


・その女優さんはうら若き1991年に

最優秀女優賞をカンヌで採り、今でも

活動されている。でも私はとにかく

1993年に映画館で観た作品が、

自分が中に入ったのかと思うほど

気持ちにフィットしてしまって、

数回観た。今でも各場面が

眼に浮かぶ。今は舞台や朗読を

観に行くことはできるようだが、

そのためにパリまで行く計画は

いつまでも夢のまま。


……「好きです」「ファンです」という気持ちを表現してみることは

なんて楽しいのでしょうか。作品や、活動を通じて、このような人々に出会えた

ことが、本当に生きる力になっている。

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